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冷めた夫婦関係
夫婦関係が冷め切ってしまい、各々がパートナーの存在やありがたみを感じなくなる。
毎日の家事をこなし家族の健康や衛生面を支える役割を果たす奥様の存在。
対して安定した暮らしを家族に提供するべく働き給与を得る夫。
どちらも当たり前の役割をはたしているのだから当然、などの考えになり、感謝の気持ちが無い人物の多くは「冷めた夫婦関係」と判断できることでしょう。
我々探偵は冷めた夫婦関係の延長線上に「浮気や不倫が存在する」と常日頃から認識しております。
夫婦の間にお子さんがいるご家庭では尚更に「夫婦関係が冷めたまま一つ屋根の下で暮らす」ことが優先されます。
世間体やお子さんの将来を考えて、お互い感謝や尊敬できない関係であって、浮気や不倫相手が存在しているにもかかわらず夫婦関係を継続しなければならないのです。
「結婚生活は我慢である」という言葉はこのような状況下にあるご夫婦のために存在するとも考えられます。
ご夫婦のいずれかが浮気・不倫関係になってしまい「家庭が崩壊する」状況は現代社会において少なくないと言えるのです。
家族のために仕事を優先してきたのに・・・
パートナーに対して、「夫婦の義務として当たり前の責任を果たして欲しい」と考え日常を過ごしている人物は、相手の不足している部分ばかり目につく傾向にあります。
このような小さな欠落部分の積み重ねがパートナーに対する落胆に繋がり、長い時間をかけて「パートナーの評価」となってしまうのです。
冷めた夫婦関係と「パートナーの評価」は切っても切れない密接な関連にあると考えられています。
家庭内でのご主人や奥様の評判は家族の態度として露骨に返ってくるものです。
一連の悪循環の原因が「自身が過去に家族に対して選択した行動から発している」と理解できる方は少数に感じられます。
特に奥様やお子さんを「仕事の二の次」として長い時間を過ごしてきた世の御主人たちの多くは、ご自身に当てはまってしまう部分があるのではないのでしょうか?
家族のために仕事を優先してきたのに・・・当の家族は「仕事を言い訳にしている」という捉え方をしているケースが多いのです。
冷めた夫婦関係や家族関係を修復するために
感謝の気持ちや尊敬の念が無い家族に対して「何を口で言っても変化は望めません」。
ご自身の存在価値を相手に理解してもらうことが通常は「感謝や尊敬」という気持ちへの最短距離に感じますが、周囲の評価が変化するには相応の事実や行動が必要となるものです。
言葉で説き伏せようとしても「自身の評価を更に下げる行為」と受け取られてしまいます。
理屈よりも行動が必要であり、家族のために行動する姿を数多く認識させるほかに方法は存在しないことでしょう。
例えるならば困難や障害に家族が立ち止まっているときに「ご主人は何が出来る人物であるか?」ということなのです。
家族のために行動する姿を理解されないこともあるでしょう。
しかし、地に落ちた評価を良好なものに変化させるためにはある程度の時間と幾度となく行動することが必要となるでしょう。
家族を信じて行動を継続し、ポジティブな姿勢で家庭内に存在してゆく事が何より大切と考えられるのです。
冷めた夫婦関係の改善よりも他の異性を求め恋愛感情を抱く
浮気や不倫の多くは「結婚相手であるパートナーに愛情が無い」状況にて起こることは皆さん理解されていることでしょう。
自身が思うよりも家族に愛されていないケースは少なくなく、「こんなに家族のために・・・」と思っている人物ほど家族からは愛されていない可能性はあるものです。
家族に対して真面目な人物ほど家族からの評価や感謝は得られていないことがあるのです。
毎日、毎日を「家族のために働く真面目なご主人」や「全ての家事や子育てにおいて完璧な主婦」なども同様と考えられます。
何故一生懸命な人物ほど評価が低く感謝されないのか?多くの方の答えは「やって当たり前の存在だから」という言葉となります。
特に親に対して子供からの評価は、この考え方が現代社会では当然となってきている傾向にあると考えます。
感謝の気持ちが無い悲しい現実は夫婦関係が冷める大きな原因でもあると考えられ、「家族から必要とされない自身」を認識し、他の誰かに自身を理解してもらい愛情を求めてしまうのです。
浮気相手や不倫相手に求める感情に「理解と愛情」は欠かせないと考えられるのです。
浮気や不倫が原因で家族から見放されてしまった
探偵業に従事し多くの行動調査や不倫調査を手掛ける立場上、「不倫調査を実施してどのようになりたいのか?」という依頼人の根本的な要望を伺う機会が存在します。
そんなご依頼者の中には、浮気の証拠を突き付けて「家族が何より大切と再確認してほしい」という切なる思いのご依頼者も多く存在するものです。
このような思いに対して浮気をしてしまった人物は、浮気の事実により「冷やかになる家族」の対応や変化は仕方のないことと理解し、「最悪の家族離散」という状況だけは避けられたという一点において「幸せは近くに存在している」という思いを胸にやり直してほしいと願うばかりなのです。
全てを失ってからでは何もできませんから家族が存在し、家族のために何かが行動できることは幸せと言えるかもしれませんね。